先日例のテレビ朝日「素敵な宇宙船地球号」によって、ブナケンの失われた珊瑚礁を取り戻す、というテーマで、エコリーフプロジェクトをとりあげた番組を見て、少数派とはいえ、当方にこの疑問と心配を投げかけてくる方々がいらっしゃった。
内容が内容だけに無理もない。ブナケンに来たことのない人はもとより、数年前に訪れた人でも、番組で映った壊れたリーフの一部だけを見て、「ブナケンももうあんなになっちゃったのー?!」と嘆かれてしまっても仕方がないように思う。
言い訳がましく聞こえてしまう可能性も有だが、今回モジュールを設置したフクイポイント自体、ブナケンでは珍しく大きな砂地のスロープがいくつも存在する場所でもあり、あの場所はかなり以前から元々平らな部分が存在したところ。ここ数年で一気にあのようになってしまったわけではない、という事も一言つけ加えておきたい。(だからといって安心して下さいとは言いませんが)
当方まだコピーが手元にないので、見れないのだけれど、ゲスト曰く、それだけブナケンの広大な珊瑚礁の美しいシーン自体が少なかったらしいことも、このような誤解を生む原因となってしまったようである。
これは何度も言うけれどテーマがテーマだけに、ブナケンのビューティを取り上げる番組ではないので、この点、さすがの当方にもどうすることも出来なかった。だからここであえて発言しておきます。
ブナケンの美しい広大な珊瑚礁は今でもじゅうぶん健在で非常にカラフルです。「一生に一度はこのくらいの珊瑚礁は見ておくべき」という私の発言も、今も少しも変わることはありません。
それを証拠に、世界からの熱い注目は増す一方。ここだけの話、将来実際そうなるかどうかは別としても、”世界遺産”指定の調査団なども既に行動を起こし始めている様子。なったらいいのか悪いのか、世界遺産に指定されるというのは、プラスもマイナスもあると聞いたけれど、なんともエキサイトする話題ではありませんか。
世界中どこへ行っても、「まあまあ」程度の珊瑚がわずかに残っているだけの珊瑚礁が多い中、魚の種類は3000種以上、そしてその魚の住処となる珊瑚の種類は実に500種以上という驚くべきほど貴重な珊瑚礁に囲まれている島である、ということを知っておいていただければ幸いです。
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