
オドリハゼと名がつくその名前の由来を特につきつめたことはないけれど、やはりそれは可愛らしい黒点模様のついた、透き通ったひれを年中ぐるぐると振り回すがごとく動かしているその様子が、正にダンシングしている姿であることを指してつけられた名前に違いないと勝手に解釈している。
ただチャチャフィッシュ(チョウチョウコショウダイの幼魚)の忙しく全身を動かして泳ぎ回るダンシングとは明確に差があって、オドリハゼのはとても上品、というか動いてるのはひれだけである。
本当に静かな砂地か、ウォールにも「え?こんなところに?」と驚くほど小さな砂地の奥に潜んでいることがある。そのボディが小さいだけでなく、非常にシャイ。 こちらが教えて、ゲストがどれどれと覗きこむ時には既に姿を消してしまっていること多々あり。ガイド泣かせのハゼでもある。
若いものでは体長1〜2センチくらいのミニチュアも、同じようにダンシングしている。
ハゼ科の中でも最もハゼらしく見えない、不思議なボディーシェイプに見えるのはそのスポーツカーのような体の模様のせい?!