| トナカイの角? クリスマスツリー? 大きな雪の結晶?? ![]() 今年になってメナドにダイビングに来て、メナドの シンボルとも言える、海中から突き出た山の形 をした島メナド・トゥア島やブナケン島周辺を 潜ったダイバーなら、この大きな雪の結晶、 はたまたトナカイの角の集合体のような、 不思議な物体(写真は今年1月のレポート参照) がリーフに固まって置かれているのを目にし、 「???」と思った方も多いハズ。 これは現在シーコロジー 基金(www.seacology.org)により スポンサーされ、村人や北スラウェシマリンスポーツ協会 (NSWA)のメンバーであるダイブオペレーターの手によって 施行されている、環礁のリハビリテーションプログラム 「エコリーフ プロジェクト」の主役ともいえる、無害セラミック のモジュールなのである。 メナド・トゥア島のリーフリハビリテーションプログラムは、 2004年の前半期、約3週間に渡り、 村人達、NSWAの メンバーである13のダイビングオペレーター達、そして USエイド(US AID’s NRM)のスタッフ達が運び、組立て、 620ものこのエコリーフモジュールを、メナド・トゥア島の ネグリ村の前に設置したのである。 Seacologyはメナド・トゥア島の村人たちが、自分達の生活の 場でもあるリーフを守っていくための、島周辺のゾネーション (ブナケン島でも先駆けて行われている、禁漁区域などの 設置)実施への強い決心をしたことを表彰するとともに、 15年間以上に渡ってダイナマイト漁などが行われ、自然の 力では到底復帰することのできなくなっていた、およそ 1ヘクタールの瓦礫のリーフ地域に、このエコリーフ モジュールを設置することにした。この33箇所のエコリーフ モジュールは、細かいサンゴの瓦礫で新しい珊瑚の発育が なかなかうまくいかなかった今までのボトムに対し、生物が 安定して付着できるための場所の提供と、リーフフィッシュ への直接的なシェルターの役目をすぐに果たすことが可能で、 以前のような、肥沃で生産的なリーフに向かってのリカバー を促進するはずである。 ダイブオペレーターがボートやスタッフの労働時間を無料で 提供し、900箱分のセラミックモジュールをメナド・トゥア に送り届けた後、メナド・トゥア島の村人達は男女、子供 までも総出で3日間に渡りこれを組立て、およそ60人の NSWAメンバーであるオペレータのダイバー達がトータル 数百時間のダイブタイムをかけてこのモジュールを瓦礫 になってしまっているリーフに設置した。 このリーフでのリカバリー期間については3〜5年間、という 点で、メナド・トゥア島の村人達から同意を得つつも、 たった5ヶ月間の結果は、ダイバーも村人をも驚かせる結果 となった。サンゴ礁に住むサカナたちが既にこの リーフに帰って来始めており、モジュールは既にサンゴの始まり である藻に覆われている。更にエキサイトなのは、私達が 自分達の手でモジュール中に移植したサンゴのかけらが 一ヶ月もたたないうちに今や自力で既にモジュールに根付き 始めていること。 この傑出した結果の第一歩は、5年間で 元のような肥沃で生産的なリーフに戻る可能性があるかも しれないという希望すら与えてくれる。 このエコリーフプロジェクトが再び来月7月の20日前後 に実施される。今回は300ものモジュールが再び Seacology基金によってスポンサーされ、今度はブナケン島 のフクイポイント周辺に設置される予定。 日程 7月10日 コンテナでモジュール到着 12日 ブナケン島アルンバヌア村にモジュールを送る 18〜19日 アルンバヌア村にてモジュール組立て 20日、21日 モジュールの設置予定日 もしこの期間、ブナケン島を訪れている方々、 スノーケリングに来ている方、又はダイビングに 来ている方々、興味のある方で参加されたい方 ![]() などがいらっしゃいましたら、お泊りの NSWA(北スラウェシマリンスポーツ協会) のメンバーリゾート、ダイビングセンター までお問い合わせ下さい。参加協力大歓迎です! 尚、ブナケン・チャチャ・ダイブロッジも勿論 NSWAのメンバーリゾートです。 |
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