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| アルンバヌア村に向かう マーク博士とスタッフ |
桟橋で子供達のお出迎え | 子供達に組立て説明 をするマーク博士 |
最初は遠慮がちな 組立て風景 |
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| フクイポイントに300個のモジュール設置完了! 日本からもテレビ取材班が密着取材! 7月17日 組立て日 今回のモジュールを個人的に寄付した、海洋生物学者マーク・アードマン博士 による簡単な挨拶、そして組立て方の説明、シーコロジー基金のボード メンバー挨拶、村の教会の牧師(女性)によるお祈りのあと、ダイビング オペレーターのボランティア協力によってブナケン島のアルンバヌア村 に届けられた、組立て前のモジュールパーツが入った箱を 一斉にオープン。 炎天下の中、村から子供たちや若者、女性達、お年寄りまで総出で 賑やかにモジュール組立てが行われました。 今回のプロジェクトには、日本からテレビ取材も訪れ、当方は通訳 として取材班に同行することになっていたため、カメラマンの方が 撮影中は、現場をチョロチョロすることもできず、始めのうちはただ 呆然と皆が組立てで盛り上がっているのを見守っているだけ でしたが、そのうち私めも組立てに挑戦。 中心になる丸い円盤を2枚あわせ、その窪みにトナカイの角の ようなパーツをはめ込んでいくだけのことなんですが、組み あがった時点で25キロの重さのあるこのモジュール。一人で 組立てるにはちょっと効率が悪い。一瞬たじろいでいると、 既に察していたかのようにチャチャに2年前まで働いていた アルンバヌア村の青年ミントがやってきて、私めを手伝って くれる。村のイブイブ(お母さんたち)も二人組のチームで、 あーだ、こーだいいながら、モジュールをどんどん組立てて いきます。 セラミックでできているとはいえ、中には結構エッジの形が 歪んでいてうまく窪みにはまらないパーツも続出。 そう いったパーツは「病院」と呼ばれるエリアに置いて、次の モジュールに取り掛かる大人たち。子供達はパズルでもする かのように、うまくはまらないパーツをとっかえひっかえしては、 なんとか正しくはまるパーツを探し出して、上手に完成 させてしまう子供たちも。 |
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| モジュールをビーチへ| 箱詰め状態のパーツ | イブイブも大活躍 | 二人一組チーム | 村でのランチ | |||||||||||||
| 見ていて面白かったのは、10時を過ぎた頃になると、30代以降くらいの 男性達は皆日陰でタバコ一服タイム。 変わらず休まず続けているのは、青年と子供達と村の女性達。村では コーヒーや水、スポンジケーキなどが用意されており、一段落ついた ところでようやく水をもらいにいったついでに、取材班、ミント君にも スポンジケーキを薦める。なんとか空腹をごまかし、再び作業続行。 お昼は村の女性達が用意してくれたランチを皆でかこむ。とにかく 焼き魚以外は、かなりの量の唐辛子使用料理なので、口の中が 火をふくような感じ。食欲は増すけど、水を飲みすぎてしまいました。 でも甘いマンゴーは最高! 午後になるとますます男性陣は少なくなり、村の女性達、そして、 国立公園全域の村人のリーダーである、アルンバヌア の村人ユーノス氏とその家族、マークとNRMのスタッフ、 公園 管理局のスタッフが最終的なモジュールパーツ部分のボンド付け を施していました。 でも皆が頑張ったおかげで、2日間かかる はずのモジュール組立てが1日で完成してしまい、驚くべき 作業の速さにマークですら感心していたほどでした。 7月18日 マーク博士へのインタビュー! この日はお天気は良かったものの南風が強く、海がけっこう 波立っていたのですが、マーク博士への船上インタビュー ということで、モジュール設置予定のフクイポイントの上にボート を止め、エコリーフに関するインタビュー、今後の期待 などについて語ってもらいました。 インタビュー中は波でボートがかなり揺られ、メナド・トゥア島を バックに撮りたいのに、エンジンをきってしまうと、流れと波で ボートが少しずつ回転をし始めてしまい、撮影班の方たちは かなり大変な思いをして撮っていました。よく誰も揺れる ボートの上でひっくり返らなかったなあ。 皆さん、さすがプロといったところなんでしょうか。 |
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| 写真は後日公開 | |||||||||||||
| 7月19日 センターとなるモジュールを沈めて赤い旗を設置 7月20日 モジュールインストールDAY メナドを6時半に出発。7時半に到着したアルンバヌア村の桟橋は、まだ 満潮時のため、やや水面下。それでも村の若者達は既に完成した モジュールを次から次へと桟橋の上に運び、並べていく作業を始めており、 感心、感心。 到着した村に一番近い島側のダイビングセンターのボート はさっそくこれを積み込み、待つもの億劫だと言わんばかりにポイントへ。 潮の干満時間のせいで、勝負が午前中のみということもあり、思ったよりも 早めに続々と地元ダイビングオペレーターのボートが集まって来て、それぞれ のボートにモジュールを積みこみ、アルンバヌア村の大型パブリック ボート(地元民の足)にもたくさんのモジュールが積み込まれました。 皆が揃った8時半から、施工前の、マーク博士からの簡単なブリーフィング、 そして役人、シーコロジー基金代表、村人代表からの挨拶もそこそこに、 モジュール設置に向けて、ボートが桟橋を出発。ボートは10隻以上いた でしょうか。地元ダイビングオペレーターからのボランティアダイバー、 その他外国人のボランティアなども含め、60人ほどのダイバーがほぼ 一斉に水中へ。 皆前回経験済みのオペレーター、ということもあって、今回はちゃんと モジュールを海に安全に落とすためのロープなどもしっかり用意され、 手際のよいこと。 私も番組宣伝用の水中現場写真をとるため、プロジェクト参加のために、 この日滞在中のゲストも乗せてやってきた、チャチャのボートから私の 器材とタンクを受け取って、一足遅れでドッポン! ボートがある程度 集結していたとはいえ、いざ水中に入ってみると、最初は誰が誰だか ほどんど見分けがつかない状態。 移動にも頭の上をやや注意しないと、 いつロープにつながったモジュールが降ってくるとも限らず、注意深く 移動しながら、ようやく見覚えのある人達が作業している現場に到着。 するとテレビ取材の水中カメラマンの方もこちらに移動してきた。 その撮影の様子を邪魔にならないように注意しながら写真撮影。 中心からややはすれたポジションであったせいと、流れが結構強かった せいで、私がいた場所はまだ透明度はそれほど悪くないものの、ちょっと 中心部に目をやると、モウモウと白い煙のようなものが舞い上がって 濁る水中が目に入る。 ハンマーでモジュールを固定させるチーム、重いモジュールをロープから はずして設置場所に運んでくるダイバー、ボートの上から大きな時計 の振り子のように、モジュールをくくりつけ、海中に降ろす作業を繰り 返す人、一通り撮影した後、私もそこいらへんに落ちている生きた サンゴのかけらの、同じ種類のものを集めては、モジュールの上に 移植していく。 ただセラミックでできたモジュールはやはりシャープで、人様から 借りたデジカメを気遣いながらのサンゴ移植中、小指を深く切って しまった。水中では本当に血の色は青緑色に見えるんだなあと、 妙なことに改めて感心。 前回もやったんだから、今回は軍手を持って来るべきであったと 後悔しても始まらず。 そんな中、チリンチリンと水中で誰かを呼ぶ音がするので、首を まわしてみると、水中カメラマンのタケウチ氏が、水中カメラを重そう に着底させて、私に向かって手招きをしている。 「ゲっ?!ヤバイ、 カメラに何か問題が??」と一瞬、水中で冷や汗をかいたのだけれど、 側に行ってみると、彼が個人的に持ってきているデジカメの取り 外し可能なワイドレンズを外して、私めに差し出している。 「貸してあげるから使ってみろっ。」ってこと?? とっても フレンドリーなタケウチ氏に感謝。 機種が違うのでくっつけることは不可能だけれど、なんとか レンズを前に合わせて数枚撮影。 マニュアルでレンズのふち を画面に入れないようにするのは至難の業でしたが、やはり 広範囲で撮れるので面白い。 少し遊ばせてもらい、彼の アシスタントダイバーにお返ししました。 タケウチ氏は初めて お会いしたにもかかわらず、陸上でもとっても気さくな方。 サカナの生態に詳しく、仕事以外でも一緒に潜ることが できなかったのは残念! |
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| 写真は後日公開 | |||||||||||||
| フクイポイントも、ブナケン島周辺では珍しく平らなエリアが広がっており、 スロープが広がっているため、初心者向けには最適なダイビング場所 であり、よく講習などにも使用される。それに加えて、大きなシャコ貝が 5つほど並び、キャベツサンゴの棚が非常に美しく、サカナも豊富で あるので、年中混みあう大人気ポイントのひとつということもあって、 残念ながら珊瑚礁が瓦礫化したのは当然、地元の漁師のせいだけ とは言い切れず、そういった多すぎるダイバー、ダイビング講習なども 理由のひとつであることが問題とされ、各ダイビングセンターごとの 回数制限を設けようとする声などもあがって いる。 初心者向け、とはいえ、ここは結構流れる時は流れるポイントでも あるので、モジュール設置当日も、前回のメナド・トゥアほどでは なかったにしても、場所によっては結構な流れの中で作業を 続けていた。 やはり前回の600個とは違い、午後1時近くには既にモジュールを 落とす作業が終了し、時間に余裕のあるダイビングセンターは アルンバヌア村に集合。マーク博士、村人代表ユーノス氏の ショートスピーチの後、村の女性達が用意したランチを かこむことになった。 作業のあとなので皆どこか満足げ。 マーク博士も、ユーノス氏も、村人、特に子供達がこういった プロジェクトに参加したことで、これが記憶に残り、自分達がリーフを 守っているんだ、という自覚につながってくれれば、という期待が 大きいことを話していた。 ランチの後、マーク博士とスタッフ達は、まだいくつか残っている ハンマーでのモジュール固定作業を続けていた模様。 ボランティア活動をしたダイビングセンターは、それぞれのゲスト を連れてのダイビングに出かけ、BIG DAYは幕を閉じた。 |
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| 今回の設置うちあけ話 | |||||||||||||
| プロジェクト主催者:Dr.Mark Eardman / Seacorogy /NSWA (北スラウェシマリンスポーツ協会) ただし今回のプロジェクトに限っては、マーク・アードマン博士 とそのファミリーからのシーコロジーへの寄付(ドネーション) によるもの。 マーク博士と夫人のアルナスさんは、もともとシーコロジーの 東南アジア代表でもあり、そのマーク博士の弟さんである、 ステファンが2003年にエジプトを旅行中に事故で亡くなり、 アードマン家がその弟さんへの追悼の意をこめて、シーコ ロジーに寄付金を送り、彼が好きだったフクイポイントへの モジュール設置が実現した。 なので今回のプロジェクトには、その亡くなった弟さんの彼女も 来てて積極的に参加していた姿が妙に目に焼きついている。 地元民の許可や、団体の同意などは特に伺う様子は なかったけれど、彼らは弟さんの名前入りの追悼記念碑として、 結構大きなプレートを、これまた大きな土台と共に作成、フクイ ポイントのどこかにこれも設置したようである。 一番訪れる人の多いダイビングポイントにこの大きなプレート が設置されることで、ここを訪れたダイバーやスノーケラー の目に必ずとまるようになるだろう。 日本人の目からみれば墓石のように見えなくもないので、 事情を知っている者としては合掌したくなる雰囲気があり、 やや重いのであるが、美しいサンゴ礁がニョキニョキと復活して、 いつかそれさえも覆いつくすことを願う気持ちは弟さんとて 同じと信じたい。 珊瑚礁の復活とともに安らかに眠って いただきたい。 合掌。 |
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| 「エコリーフプロジェクト」 テレビ朝日系 番組制作会社の取材班に同行 | |||||||||||||
16日からエコリーフプロジェクト取材のために、日本から テレビ朝日系の番組制作会社がメナドを訪れることになり、 いろいろと事情が巡り巡って、私がインドネシア語、英語、 日本語の通訳として彼らに同行するというお役目をいただき、 大変貴重な体験をさせていただきました。 世界でも初めての、セラミックモジュールを使用したエコリーフ プロジェクト自体、日本人としては私一人しか参加していない ことから、それだけでも大変重要な役割であると自覚して いますが、それに加えて今回の取材への同行で、現地在住 5年といえども、普段なかなか上陸したり、訪れたことの ない島や村まで行き、そこの村人達と出会い、話を聞くこと、 ブナケン島以外の島の生活に触れることは、私にとっても 新鮮で貴重な経験となりました。 現地政治事情?にも懲りず、私めにチャンスを下さった 制作会社の方々、応援して下さった関係者の方々、現地駐在員 の方、私のことを現地で強く推薦してくれたマーク博士、国立公園 管理局のメイティさんに、この場をお借りしてお礼を申し上げます。 |
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